コラム

ファクタリングは即日現金化も可能!その日のうちに資金調達するためのコツを紹介

急な出費や売掛金の回収が遅れた時に、すぐに現金が必要なケースもあるでしょう。
そんな時におすすめなのが、ファクタリングです。

ファクタリングはお手持ちの売掛債権を買取に出すことで、現金を確保する手段です。
ファクタリング会社の中には最短即日現金化できるようなところもあります。
ここでは即日ファクタリングサービスで現金化するためのコツについて紹介します。

即日現金化できるファクタリングの特徴を解説

ファクタリングは即日現金化できるといっても、すべての業者が対応しているわけではありません。
即日現金化できる業者を見ると、以下のような共通した特徴を有しています。

1.2社間ファクタリング
2.オンライン完結型

それぞれなぜ即日現金化するためにおすすめなのか、以下で詳しく紹介します。

2社間ファクタリング

ファクタリングは2社間と3社間がありますが、即日現金化できるのは2社間のほうです。
2社間とはファクタリング業者と利用者の間で直接取引するスタイルです。
一方3社間は、これにさらに売掛先も取引に含まれます。

3社間の場合、売掛先の同意を得る工程が加わります。
売掛先から同意書を取り付けるなど余計な作業が加わるので、現金化するのにどうしても時間がかかります。
申し込み当日に入金手続きまでもっていくのは難しいでしょう。

2社間であれば、売掛先の同意なしで売掛債権を現金化できます。
手続きもスムーズなので、即日現金化も十分可能なわけです。

オンライン完結型

ファクタリング会社の中でも、オンライン完結型のサービスのところも少なくありません。
オンラインですべての手続きが完了するので、現金化までがスピーディです。

一方他にも対面で契約したり、書類のやり取りが郵送だったりする業者もあります。
対面の場合、店舗の営業中にお店に行かないといけません。
また郵送でやり取りしていると、どうしても数日時間をかける必要があります。

オンラインであれば、24時間いつでもその場で手続きできるので他の方法よりも手続きが円滑に進みます。
もし即日入金を希望するなら、オンラインですべての手続きが完結するか確認しましょう。

「すべての手続きがオンラインでできる」のがポイントです。
実はファクタリング会社の中には申込自体はオンラインでできても、契約は来店もしくは郵送でないといけないというところも結構あります。
契約は来店もしくは郵送で行うとなると、即日入金は難しいと思ってください。

即日でファクタリングにて現金化するためのコツ

即日入金に対応しているファクタリング会社も少なくありません。
しかしそのようなところで手続きしても、100%確実にその日のうちに現金調達できる保証はありません。
即日入金にするためには、申し込む側も押さえておかないといけないポイントがあります。

1.午前中に申し込む
2.必要書類をあらかじめ準備する
3.少額で申し込む
4.信用性の高い売掛債権を現金化する
5.評判の良いファクタリング会社を厳選する

以上のポイントがなぜ、即日現金化するために必要なのか、以下で解説します。
いざ実際に利用することになった時の参考にしてください。

午前中に申し込む

確実に即日現金化したければ、午前中のできるだけ早い段階に申し込みましょう。
即日入金するためには、いくつか手順を踏まないといけないからです。
即日入金の場合、皆さんの口座に直接振り込む形になります。

ご存じでしょうが、ほとんどの銀行は平日15時までが営業時間です。
これ以降に入金手続きをしても、口座に入金が反映されるのは翌営業日以降になります。
つまり15時までに入金の事務手続きが完了していないといけません。

またファクタリングサービスが利用できるかどうか、審査も実施されます。
入金手続きと審査に時間が多少かかるので、15時までに手続き完了するように逆算すると、
申し込みは少なくても正午までに完了させないといけないわけです。

しかも申し込んでも、100%審査に通過する保証はありません。
もしかすると審査落ちしてしまう可能性もあります。
その場合、また別の業者に申し込まないといけません。
審査落ちしてから複数の業者に申し込む事態も想定すると、午前中の早い段階に申し込み手続きを完了させるのが好ましいです。

必要書類をあらかじめ準備する

申し込みの前に必要書類をあらかじめ準備しておくと、手続きもスピーディに完結します。
必要書類は業者によって若干異なるかもしれません。
しかし一般的には売掛債権のあることを証明する書類、通帳のコピー、本人確認書類です。
売掛債権の証明書は注文書や請求書などを準備するといいでしょう。

いきなり申し込み手続きをするのではなく、申込先の業者のホームページで必要書類をあらかじめチェックしておきましょう。
いざ申込みしているときに必要書類がなく、ドタバタしないように注意してください。

少額で申し込む

必要最低限の金額で申し込むと、審査もスムーズで即日入金の可能性も高まります。
申込金額が大きくなるとそれだけファクタリング会社としてもリスクが高まるので、より慎重に審査する傾向があるからです。

そこで申し込む前に、実際にいくら必要なのか具体的に計算しておくことです。
支払いなどでいくら必要なのか、そのうち自前で用意できる金額がいくらかチェックしておきましょう。
支払費用から自己資金を差し引いた金額が、ファクタリングで用意しないといけないお金になります。

信用性の高い売掛債権を現金化する

ファクタリングはビジネスローンなどの借入とは違って、申し込む法人よりは売掛先の信用力が審査で重視されます。
引き受けた債権がきちんと回収できるか、十分な信用があるかで現金化の可否を判断します。
ですからもし売掛先が複数あれば、より信用性の高い売掛債権を使って申し込みましょう。

経営が順調で、基盤のしっかりしている売掛先であれば、現金化できる可能性も高まります。
一方慢性的な赤字体質で、いつ破綻してもおかしくないような売掛先であると、買取に慎重になるでしょう。
個人事業主よりは法人、中小企業よりは大企業と社会的信用の高い売掛先を厳選してください。

評判の良いファクタリング会社を厳選する

もし複数の業者が候補に挙がり、そこから一つに絞り込めない時は、口コミの評判をチェックしてみるといいでしょう。
おおむね評判の良いファクタリング会社であれば、安心して申し込めるからです。

口コミサイト以外にも、XなどのSNSの評判を確認してみるといいでしょう。
今では多くの人がSNSにアカウントを持っていて、ちょっとしたことをつぶやく傾向が見られます。
「#ファクタリング会社の名前」で検索してみると、結構いろいろな人がつぶやいている可能性もあります。

審査なしのファクタリング会社には注意

最後に、ファクタリングサービスを受けるにあたって審査は基本的に必ず実施される点を忘れないようにしましょう。
中には「審査なし」をPR材料にしている業者も一部あるかもしれませんが、大半は悪徳業者だと思ってください。

審査なしで売掛債権を買い取れば、不良債権化してしまって資金回収できない恐れがあるからです。
審査なしの業者に申し込むと法外な手数料を取られる、実は融資で後に執拗な取り立てに合うなどのトラブルに巻き込まれるかもしれません。

即日ファクタリングのまとめ

売掛債権を現金化できるファクタリングサービスの中には、即日資金調達できるような業者もあります。
急な出費で手持ち資金が足りないといった切迫した事態の時に重宝するサービスです。

もしその日のうちに現金化する必要があれば、ここで紹介したポイントを押さえて申し込みましょう。
とくに振込には時間の制約があるので、午前中のできるだけ早いタイミングで手続きを済ませておくことが大事です。